「こんな些細なことからパートナーとすれ違っていくんだな」と感じた瞬間がありました。
パートナーが帰国後、出勤し始めて3日ぐらい経った頃、
「日本の職場どうだった?」みたいな話をしている時に、
「在宅勤務も進んでいるけど、コミュニケーションが取りにくいから
基本出社する。」と宣言(と私は感じた)されました。
旦那の言い分は、至極真っ当なんですが、
その時の私は、何も言えず。後から振り返ると絶望してました。
相手の言い分を推測する
旦那は新しい部署に配属され、新しいポジションについたようです。
慣れないこともたくさんあるし、
フランスと日本の働き方は大きく違うので、ギャップを埋めていくには、
せっかく本帰国したんだから、
周りの人とコミュニケーションを取りながら進めていきたい。
家で仕事してもいまいち進まない。
そんな感じなんじゃないかと思ってます。
私の思いはどうだったか
私は、パートナーが帰ってくるのを楽しみにしてました。
大きな理由は、家事の分担と私の自由に使える時間の確保のため(笑)
子どもたちが大きくなってくると、それぞれの予定が生まれます。
親の都合に合わせさせるのは、極力少なくしたい、そんな気持ちもあり、
送迎は頑張っていました。
でも、実は、時間に間に合わないかも!と早めに行動するのとかめっちゃ苦手だし、
時間に追われていると日々に風穴を開けるべく、
パートナーの帰りを待っていました。
パートナーのミスと私のミス
上記の宣言から、モヤモヤすること4週間。(なが)
やっと気づいたのは、
お互いに相手の状況を、一ミリも加味してない思いを持っているなー
ということでした。
お互い、別に間違ったことも言ってないし、私の思いも真っ当だと思ってます。
でも、「相手がこんな状況だから、自分はこんな行動を取ろう」という思考は一切ないです。
自分のことに一生懸命になってると、よくある状況だろうな。
こうやって小さなすれ違いを放置していくと、
「なんでやってくれないんだろう!」
「正しいのは自分だ!」
という思いになっていくんだろうな。
こんな理解をするに至りました。
4週間後、やっと言えたこと
そんなことに気づけたのは、
自分はどうしてガーン、モヤモヤーとしたのかを一生懸命考えたおかげでした。
「在宅してよ!」「お迎え行ってよ!」と言ったところで、
パートナーが忙しいのは変わらないし、
そもそもどうしてそのアクションが必要なのかを
自分の頭で考えて、工夫してもらわないと、
それは一緒に生活していくのは無理なので。
そのためには、
私が何が嫌だったのかを、自分が分かってあげて、私が自分を労った上で、
何を伝えるかだろうなと思ったのです。
何にもわかってないパートナー(ちなみに本人は家族のことを考えてるつもりだろうけど)に、
一方的にイライラし続けるのは、疲れるしね。
私が嫌だったのは、
私の状況を一ミリも加味しないで、(職場のことだから関係ないと思ってたかもしれません)
上記の宣言をされたことだったんですよね。
なので、私は、
パートナーが忙しいことを認めつつ、
こんなに送り迎えやスケジューリングがいっぱいでは、自分がしたいことも
外に稼ぎにいくこともできない。
だから、職場に慣れたら在宅を増やしてね。
それを待つ。
と伝えることにしました。
伝えて終わりじゃない
多分、4割ぐらいしか伝わってない手触りです。
ここから、私が譲れない部分は、しっかり譲らず対応してくことが必要なんだろうな。
ほんと、
子どもとの会話も噛み合わないことが増えてきちゃったので、
相手の思いに耳を傾けつつ、
自分の思いを聞くのを忘れずに過ごしていきたいです。