夕方、娘たちに、「いやだ!」「なんで!?(反抗的に)」と言われることが増えました。
瞬時にかちーんのスイッチが入る自分がいます。
そこから、「何その言い方?(めっちゃ圧強め)」や「じゃあわたしはご飯作らないね」と脅しモードになり、イライラ時間がスタート。
こうなると、他の子たちまでイライラや情緒不安定になるから、「あーよくないなぁ」とは感じていました。
「時間を搾取されている」感覚
人は時間を奪われると、イライラしやすい生き物だそう。
時は金なりというように、時間は命そのもの。
遅刻されたり、どーでもいい会議にイライラするのと同じように、
最近、子どもに、良かれと思ってしたことが、実にならないとイライラしている自分がいます。
・「一緒洋服選んでー」って言われて、「はーい」って言いながら渡したら、「これじゃなーい!」って怒鳴られる。
・「お風呂入ってからやろー」って声かけたら、無視されたり。
わたしの声かけた時間返せ!って思ってます。
娘の後ろ姿を見て気づいたこと
朝、シャボン玉がしたいという三女。
時間もあったので、「ベランダでやっていいよー」と声をかけ、後ろから見ていました。
すごく楽しそうにシャボン玉をする三女。その背中が大きくなってて、キラキラ見えた。
あ、この時間悪くないかもって思えた瞬間。
距離感が難しくなる小学生
小3長女は、自分で宿題をします。自分のペースでやりたい子な感じもします。
日記を覗かれるのはいやみたい。
小1次女は、長女を見ながらさらっとこなす子。なので、なんとなく小1次女も長女と同じく放置してしてたら、
宿題が分からなくて癇癪おこしてました。w
あ、そうかこの子は、少なくとも今は、宿題の時間一緒にいることが必要なんだーと気づきました。
一緒にやったら、すごい集中力でおわらせました。
その真剣な顔を見て、「あーこういう時間も悪くないな」と思いました。
長女でこれをやったら、まじで嫌がられるんだろうな。
搾取されてるけど、もらってるものもある
なんだかほわーとした穏やかな時間。
一生懸命な姿を目の前で観れる時間。
自分とは違う感覚に気づける時間。
こんな時間を子どもからはもらっているだと思う。
差し出してる時間の方が、もらっている時間よりだいぶ多いとは思うんだけど。
そういう時間に気づくと、数はたくさんあるんじゃないかな。
親が出来ることって
『もらってる時間に気づけるコンディションでいること』
例えば、
・子どものペースに合わせてあげられる
・子どもの言葉にいちいち反応しない
・言葉通りに受け取らない
・子どもとの信頼関係にフォーカスする
・わくわくしている
・笑顔でいる
などなど
全部しなくていいし、その人によってコンディションって違うよねきっと。
まとめ
教員していたときも
「私たちの仕事の成果が見えるのは、ずーと先」と言われていました。
報われないって感じたこともあったなぁ。
でも子どもたち一人ひとりと話すと、頑張れる自分に戻れた気がする。
親として、「やってあげる」ことはたくさんあるんだけど、
子どもをただ観てたり、子どもの話を聞いたりして、気づくだけで、
また頑張れることもあるように感じてます。