隣のしばふがあおく見えたら読むブログ

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3人の娘を育てる母です。シンガポール駐在を経て日本→パリと移動中。対話力をあげ、子どももわたしもわくわく過ごせるよう模索中。

「子どもに時間を搾取されてる」ともらっているもの

夕方、娘たちに、「いやだ!」「なんで!?(反抗的に)」と言われることが増えました。

瞬時にかちーんのスイッチが入る自分がいます。

そこから、「何その言い方?(めっちゃ圧強め)」や「じゃあわたしはご飯作らないね」と脅しモードになり、イライラ時間がスタート。

こうなると、他の子たちまでイライラや情緒不安定になるから、「あーよくないなぁ」とは感じていました。

 

「時間を搾取されている」感覚

人は時間を奪われると、イライラしやすい生き物だそう。

時は金なりというように、時間は命そのもの。

遅刻されたり、どーでもいい会議にイライラするのと同じように、

最近、子どもに、良かれと思ってしたことが、実にならないとイライラしている自分がいます。

・「一緒洋服選んでー」って言われて、「はーい」って言いながら渡したら、「これじゃなーい!」って怒鳴られる。

・「お風呂入ってからやろー」って声かけたら、無視されたり。

 

わたしの声かけた時間返せ!って思ってます。

 

娘の後ろ姿を見て気づいたこと

朝、シャボン玉がしたいという三女。

時間もあったので、「ベランダでやっていいよー」と声をかけ、後ろから見ていました。

すごく楽しそうにシャボン玉をする三女。その背中が大きくなってて、キラキラ見えた。

あ、この時間悪くないかもって思えた瞬間。

 

距離感が難しくなる小学生

小3長女は、自分で宿題をします。自分のペースでやりたい子な感じもします。

日記を覗かれるのはいやみたい。

小1次女は、長女を見ながらさらっとこなす子。なので、なんとなく小1次女も長女と同じく放置してしてたら、

宿題が分からなくて癇癪おこしてました。w

 

あ、そうかこの子は、少なくとも今は、宿題の時間一緒にいることが必要なんだーと気づきました。

一緒にやったら、すごい集中力でおわらせました。

その真剣な顔を見て、「あーこういう時間も悪くないな」と思いました。

長女でこれをやったら、まじで嫌がられるんだろうな。

 

搾取されてるけど、もらってるものもある

なんだかほわーとした穏やかな時間。

一生懸命な姿を目の前で観れる時間。

自分とは違う感覚に気づける時間。

 

こんな時間を子どもからはもらっているだと思う。

差し出してる時間の方が、もらっている時間よりだいぶ多いとは思うんだけど。

そういう時間に気づくと、数はたくさんあるんじゃないかな。

 

親が出来ることって

『もらってる時間に気づけるコンディションでいること』

例えば、

・子どものペースに合わせてあげられる

・子どもの言葉にいちいち反応しない

・言葉通りに受け取らない

・子どもとの信頼関係にフォーカスする

・わくわくしている

・笑顔でいる

などなど

 

全部しなくていいし、その人によってコンディションって違うよねきっと。

 

まとめ

教員していたときも

「私たちの仕事の成果が見えるのは、ずーと先」と言われていました。

報われないって感じたこともあったなぁ。

でも子どもたち一人ひとりと話すと、頑張れる自分に戻れた気がする。

 

親として、「やってあげる」ことはたくさんあるんだけど、

子どもをただ観てたり、子どもの話を聞いたりして、気づくだけで、

また頑張れることもあるように感じてます。

 

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