隣のしばふがあおく見えたら読むブログ

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3人の娘を育てる母です。シンガポール駐在を経て日本→パリと移動中。対話力をあげ、子どももわたしもわくわく過ごせるよう模索中。

パリで思う終戦記念日

8月15日なので、

やっぱり思い出す、終戦記念日

 

これは同調圧力なのか、「戦争をしてはいけないもの」と刷り込まれている。

子どもの時の夏休み中なのに登校日があったあの頃。

毎年、戦争の話をしてくれるおじいちゃんやおばあちゃんがいた。

 

「講話をしてくれる人がいなくなったら、戦争がまた起こるんじゃないか。」

そんなことを危惧する意見も、小学校中学校の時代にはあったように思う。

 

それから20年以上経って、

戦争の話をしてくれる人たちは、リアルにはほとんどいなくなってきた。

私のおじいちゃんはまだ生きているけど、もう3年は会えていない。

私が戦争のことを語っても、

それはなんだか虚言感がある。

でも戦争という行為には断固反対だと、この歳になって胸を張って言えるのは、

 

子どもの時の教育のおかげだし、

辛くて思い出したくないことを語ってくれたおじいちゃんおばあちゃんのおかげ。

 

そして、言われたから「ダメなもの」と切り捨てるのではなく、

戦争でどんなことが起こったのか、どんな影響があったのかを知って、自分で判断できること。

自分の中に、戦争の時と同じ、ぐるぐるとした

「自分は正しい」とか「相手は間違っている」とか責める感情が渦巻いていないか。

今の自分の周りの、小さな平和に感謝できているか。

 

毎日コツコツ振り返りたい。

 

まとめ

ちなみにパリは、マリア様が天に昇られた日で祝日です。

全然終戦関係ない!

日本人にとって、戦争のイメージを形作っているのは、

間違いなくそれを体験した人の伝承。

それをどう解釈するかは私たちにかかっている。

 

情報を仕入れ、解釈する力をつけて、どう行動して、それが周りにどう影響するのか

 

これからの平和教育に必要な力。