隣のしばふがあおく見えたら読むブログ

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3人の娘を育てる母です。シンガポール駐在を経て日本→パリと移動中。対話力をあげ、子どももわたしもわくわく過ごせるよう模索中。

【essay】出会いと別れの年度末

1月に入って、「帰国することになりましたー」って話をよく聞きます。

去年の今頃も、親子共々仲良くしていた家族が「帰国しまーす」って言ってきて、

先に帰っちゃうのは覚悟していたものの、さびしいーって思ったのを覚えています。

一期一会ってこのこと。

 

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さみしさの分析

①もう会うことはないだろうという予想

日本でも住んでいる地域も違うから、まあ、よほどのことがない限り再会はしない。

子どもが小さいと「会いに行くねー」とかもなさそうだし。

でもこれは、会いたかったら会いに行けばいい!

 

②今まで楽しく&助けてもらっていた時間をどう過ごそうかという不安

夕方、子どもたちが仲良く遊んでくれていると、親もゆっくり団欒できる。

これ、ママ友には結構大切な要素だなあと。

それを、その家族がいなくなっちゃうと、子どもも親も友だちを作り直し。

いろいろ不安にさせます。

 

一期一会のいいところ

いい距離感が保てるところ

気が合えば、仲良くできるし、みんな「ずっとここにいることはない」って思ってるので、さっぱりしている。

この状況は、嫌いじゃない。

 

おまけ:転勤&海外転勤がつらいわけ

私は、海外帯同は初めてです。

でも周りを見れば、各地、各国を転々としている人がたくさん。

・人間関係の大変さは、

1年~数年かけてつくった人間関係を、また再構築しないといけないところ。

結構気の合う人が見つかっちゃうと、次の人を見つけるのに苦労すること。

 

きっと、会社やコミュニティによってはめんどくさいこともあるのかなあと想像はしますが、私はあまりめんどくささは感じてません。

 

その他、上げればきりがありませんが、

・まず引越しって大変

業者決めて、家決めて、家具家電そろえて、荷物まとめて…

子どもがいるとさらに「大変なんだろうなあ」と心が痛む。

 

・住むのが過酷そうな地域・国への転勤は、不安

どんな場所かリサーチしまくってました。

 

・仕事をしている方は、やめないといけない

今は帯同制度が整いつつあるようですが、基本的にみなさんやめて来てます。

あーもったいない。

 

・子どもの進学を考えないといけない

これってほんとに重要で、大変な作業。

日本に帰国するとなると、保育園に入れないかも!という問題もあったりする。

ほかの国に赴任だと、日本人学校あるのかは、現地の学校なのか、日本語をどうサポートするのか。考えているときりがない。

数年しか住まないことを、どうとらえるかも重要。

 

まとめ

日系企業は、やっぱり4月の移動が一番多い感覚です。

だからシンガポールにいても、1~3月は忙しない。

しかも結構急にいなくなるからね。会社の仕組みって、もうちょっと家族のことを考えた仕組みにならないのかな?

 

ま、とりあえず別れる人には、おもいっきり感謝を伝えて、

新しいすてきな出会いを心待ちにしています。