隣のしばふがあおく見えたら読むブログ

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3人の娘を育てる母です。シンガポール駐在を経て日本→パリと移動中。対話力をあげ、子どももわたしもわくわく過ごせるよう模索中。

子連れ在仏歴が2年を超えて思うこと

わたしは、パリのことをなんにも知らない。

基本的に家から出ないし、

住んでる地域から出ない。

うちの周りはアジア人も多くて、

アジア食材も豊富。

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友だちも周りにできた。

そうなると、この辺で住むには事足りる。

 

そんなわけで、おすすめレストランとかもそんなにないし、

降りたことのない駅もいっぱいある。

ママ友たちと話してると知らない地名や建物、場所が山ほど出てくる。

 

でも在仏数ヶ月ぐらいの方々と話していると、

「あーわたし、もう何買ったらいいか分からない」っていう悩みはないなーとか

「自分が当然に買っているものは、そういえば渡仏当時はどこに売っているか分からないものだったなぁ」とか

そんなことに気づく。

 

特にまだまだ子どもが小さくて、幼稚園に行ってない状況だと、

思ったように動けないから、

この「わたし何にも知らない、出来てない」モヤモヤが大きかったんだろうなー。

 

子どもが小学生以上になれば、

親の時間は確実に増えるから、

ちょっとチャレンジングな場所にも行けたり、スーパーやお店で品物を吟味できたり。

 

2年で、「パリで暮らすスキル」は確実に上がった。(有名なものについては何にも知らない)

2才から幼稚園保育園に行ってもらってたのも、自分の生活を積み上げていくのには、よかったな。

 

そして、「わたしは何にも知らない」と思っているそこのあなた。

違う人間が、違う状況下で、違うアンテナを貼って暮らしているのだから、

いつまで経っても知らないことは山ほどあります。

特に言葉が分からない、文化的な違いがある海外では。

だから、無駄に自分を責めず、

出来てること、生きてることに目を向けていきましょう。

 

小さな挑戦が、数年後の自分を作ります。