目標ってありますか?
わたしは目標をもつのがあまり好きじゃありませんでした。
大学受験も受かりそうなところをチョイスしたし、就職も大きなビジョンなしに、やってみよって思って受けました。
でも半年間のグループコーチングを受けて、
じわじわと「目標」ってどういうものかが分かってきました。
目標って達成できなかったらへこむ
だから持ちたくなかったんです。
もしくは、絶対達成できるあたりを目標にしてきました。
だって達成できなかったら、自分が余計にダメなやつに感じられてへこむ。
足も遅いし、バスケの試合もいっつも負けるし。
それで「勝つ!」みたいな目標立てても、へこむだけじゃん。
でも、最近というか、妊娠→働けないっていう、私的には人生の挫折感を味わって気づいたことは、
今のままじゃ、私の夢、達成できなそう。
なんかもやもやしてたのは、
自分が向かいたい先がぼやっとして、
何をしたらいいのか分からず、日々行動してなかったからか。
何回かコーチングを受けながら、
でもやっぱり大きな目標を持つのは抵抗がありました。
達成できなかったらどうしよう。
ノルマと目標の違い
毎日やらなきゃいけないことと、目標は意味合いが違うと感じています。
目標を達成するために、ノルマや日々やらなきゃいけないことっていうのがある。
という認識です。
目標をもつことで得られること
私のplus3というグループコーチングの
半年の目標は、「TCS(トラストコーチング)の講座を3人に提供する」というものでした。
メンバー6名、みんな同じ目標です。
半年後、わたしのその目標は達成されていません。
でも、わたしはそこまでへこんでません。
なぜなら、目標の捉え方が変わったからです。
目標を立てた当初、
このなんにもない状態から3人に受講してもらうなんて結構奇跡って思ってました。
でも、このコーチングを受けることで、私の技術が向上したり、発信の方法が分かるんじゃないかと思っていました。
半年後に、気づいたことは、
まだまだ私は、正解があるって思っていたこと。
こうやれば上手くいくっていう正解の方法論を欲しがっているっていうこと。
そして、目標を達成するまでの方法は、
同じ目標をもっていても、それぞれ全然違うんだーと実感しました。
どんな思いを持っているかでペルソナも違う。ペルソナが違えば発進方法も違う。
自分のおかれている状況が違えば、エンジンのかけ方やタイミングだって違う。
「あの人は出来てて、なんでわたしは出来ないんだ」ってへこむ意味は、一ミリもないなと感じました。
※出来てる人と自分の何が違うか、比較してもいい。それは、どんな自分が目標を達成しているかをイメージしやすくしてくれる。
目標をもつ価値は、達成したときにあるんじゃなくて、『達成するために考え、行動が変わっていくことにある』んだと、今捉えています。
行動をしているうちに、
・ちっちゃな出来た!が積み重なったり
・出来ることが増えたり
・自分に合うものが見つかったり
・成長を感じやすかったり
・多少の困難に対しての対策方法が増えたり
・仲間が増えたり
・時間の使い方が変わったり
こんなことがかさなり、自己信頼が増していく。
こうなるために、分かりやすく目標を立てているだけ。そんな認識になりました。
(自己信頼が増すと、より行動できて、目標も達成しやすくなる側面もあるとは思います。)
これ、めちゃめちゃ楽になる視点なんだけど、文章書いて、どれだけ伝えられているんでしょう?
ちなみに私の行動の変化
・一回失敗しても、他の方法を探せばいいやと思えるようになった
・自分が楽しくて続けられるものを選び、選ぶスピードが速くなった
・自分が大事にしたいことを表現し、発信していこうとさらに決めた
・正解は一つじゃないから、試してみようと思えるようになった
目標をもつデメリット
やりたいことが、たぶん増えるので、辞める変化を受け入れなければいけない。
でもデメリットでもない。辞める決断を後押ししてくれる。
まとめ
【目標をもつと得られる効果】
・毎日やることの意味が明確になり、迷いが減る
・ノルマに対してわくわくしながら取り組める
・行動のスピードや質が向上する
・失敗したりへこんだりしても、戻ってこられるところがある
→継続できる、続けることができる
・自分の目標に合わないことを辞める決断が早くできる
・環境を整えようとするようになる
・自分の未来を信じて、今できる行動する
【目標をもったあとにやること】
・具体的な手立てを考えて、行動していく
・なぜその目標を立てたのか、の大きな目的というか根拠を持って、立ち戻る
・続けるための環境を作る
自己肯定感があがったとか、一時的なものでもなく、
価値観の変容があった、そんな環境に身を置けていることに感謝です。
長文、最後まで読んでいただき、ありがとうございます。