隣のしばふがあおく見えたら読むブログ

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3人の娘を育てる母です。シンガポール駐在を経て日本→パリと移動中。対話力をあげ、子どももわたしもわくわく過ごせるよう模索中。

「楽しい」

小学生のころ、

「『楽しい』を別の言い方で書きましょう!」

って言われたことありませんか? 

 

わたしは、自分も言われたし、

指導者として親として同じように言ったことがあります。

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感覚派なわたし

「楽しい」んだから楽しいって表現でいいでしょ!

感覚派なわたしはそう思っていました。

 

だけど、

それじゃ伝わらないなと思うこともありました。

例えば、大人になって、いいものをプレゼンするのに、

「楽しいから」だけで、魅力を言えないと全然伝わらないですよね。

話すのであれば、

表情やリアクション、熱量で伝えられることもありますが、

文字にするのは、言葉や絵にしていかないと伝えられない。

 

しかも、楽しい感覚って人それぞれ違うことも、

大人になって少しずつ気づいてきました。

 

だから、私たちはコミュニケーションを取るときに

相手に応じて、表現を工夫していく必要が出てきます。

コミュニティが広がっていけばいくほど、

そのニーズも大きくなります。

 

言い換える言葉

楽しいをあえていいかえると、

状況によっていろんな言葉になってくると思います。

・わくわくする

・ぞくぞくする

・きゅんきゅんする

・気持ちが高ぶる

・感動する

・心が躍る

・ほっこりする

・リラックスする

・充実している

・おもしろい

・安心してチャレンジしている

・有意義

・満足

・幸せ

・ハッピー

・喜ばしい

・大喜び

・ありがたい

※自分の経験とgoo辞典も参考にしました。

dictionary.goo.ne.jp

 
言い換えることでできること

言い換えることで、

・「楽しい」んだけど、なんか違和感がある。

・この「楽しい」のあとは、なんか疲れる。

・自分は何にアンテナが立っているのか。

・自分はどの部分で楽しいと感じたか。何が好きなのか。

対話が進み始めていきます。

 

「自分の考えを伝えよう」と思うかどうか

「楽しかった。」(まる以上!)

これで思考停止することが多いから、言い換えていく練習が必要。

・それはどんな感覚であるのか、

・それを他のときに感じたことはあるか、

・次どんなときに感じたいか。

・自分は何にアンテナが立っているのか。

・なにか他の人と共通することはあるのか

 

これを、もちろん誰かに話したり、日記に書いたりしてアウトプットしてもいい。

もっと大切にしてほしいのが、

自分に問いかけるということ。

(ただ考えていてもぐるぐるするから、書くのはおすすめ)

 

これが積もり積もって、自己決定できるようになったり、キャリアに繋がったりしていきます。

メタ認知も養われ、自分がどんなことが出来て、周りにどんな影響を与えていけるのか、

考えていくチカラにつながってきます。

 

自分の感じ方をとことん深掘りする。

 

まずは

「楽しい」から

 

まとめ

簡単な言葉こそ、今の自分の定義を考えてみる。

積み重ねていくと、

新たな言い換えや、

新たな価値観

新たな自分

もしくは、改めて、自分を再認識できていく。

 

これ、自己肯定感を育む一助になっていく。