子どもたちの学習発表会がありました。
うちの子たちの学校は「提言フォーラム」と名付けて、生活、総合等で学んだことを
「提言」する形をとっています。
提言とは
[名](スル)自分の考えや意見を出すこと。また、その考えや意見。「改正案を―する」
似た言葉に「提案」があります。
違いは、第三者として公的な場で意見をいうというところ。
提言というと少しかたい、公式な感じがします。
「提言」の意味とは?「提案」との違いや使い分け方を解説!【例文つき】 |語彙力.com
子どもたちの提言とは
学校のテーマが、パリオリンピック、パランリンピックとSDGsだったようです。
オリンピックでの課題をみつけ解決策を提言するものでした。
発電方法やリサイクル、節電などの提言が多かったように思います。
提言を聴きながら、
「自分もゴミを無くしたいと思ってるけど、なかなか出来てないなぁ」「自分の事情しか考えてなかったけど、バスを使うとかも大事だよねえ」と振り返っていました。
自分ができていることは、なるだけ徒歩移動!
してます!✨
経験すること
他にも提言を聞いて感じたことは、
・堂々と自分の意見を言う機会ってなかなかないことであること。
・社会に出たら、日々自分の意見をプレゼンして人に伝えていくことが求められること。
・同じテーマでも子どもたちが日々生活で意識していることが違うんだということ。
提言内容は、大人なら聞いたことがあるような内容のものが多かったです。
・学習内容をどれだけ自分ごとに落としていくか
・自分の意見を相手に伝える技術を習得、練習するか
・自分の意見が、他の人にどのように影響するのか
この場を作るって、すごく大変なことだろうなとしみじみ思っていました。
一年間見通した学習支援ももちろんのこと、
学級、学校の「意見をいい合う雰囲気作り」「自分の意見をいうことの価値付け」などの取り組みの賜物です。
毎年の積み重ねも大きいんだろうなと感じています。
まとめ
この取り組みは、いろんな学校で取り組まれていることかもしれないし、
落ち着いている学校だから出来ることかもしれないです。
この機会を楽しめた子もいれば、やらせれた子もいたのかもしれません。
でも、この提言を聞いて
日々を振り返ったり
自分がどんな思いを、どんな形で提言していこうかなと考えた大人がいますー!
自分の提言した意見や、この時間は、
あなたを作っていくよ、きっと。