帯同して海外に住む、ということは、
わたしにとって、住む場所だけが変わるわけではなく、自分のやることの時間配分が大きく変わる選択をすることでした。
もし日本に残る選択をしていたら
日本にいれば、
学校で働きながら子どもたちを送迎して、
帰ってきてお風呂入れてご飯食べて。
子どもの送迎は、サポートをお願いしつつ、基本自分が車で動く。
買い物はパルシステムで全て済ませる。
土日は近くの公園や集会所みたいなところでのんびり過ごす。
半年のワンオペの間で、仕組みは整っていました。
ただ、イレギュラーに対応するのがしんどかった。
パートナーと一緒に子育てできていない感じもしたし、自分だけに責任があるのはしんどかった。
フランスに帯同した自分は
子どもの送迎に時間がめちゃくちゃ割かれるようになりました。
徒歩だし、子ども一人では歩かせられないので。
その送迎を終えると、昼の一人時間をゲットできています。
この時間に何をしているかというと、
やりたいことをゆるーとやっています。
ここに新たに、コーチングを人に伝えるという活動を入れ込もうとしています。
海外で新しい生活を立ち上げるということは、それなりにタフな作業です。
気も使うし、今までの当たり前を変化させていくにはエネルギーを使います。
生活が落ち着いてきた今、エネルギーを子どもたち(自分の子ども含め全ての子)のために使いたい欲がむくむくむく。
家族のサポートしながら、自分のやりたい教育活動に挑戦していくと、渡航前から決めてたんだよね。
どこにいても「こうありたい自分」
家族がにこにこしている状態にいる自分。
そのためにも、自分のご機嫌でいられる状況を観察して、作り出していく自分。
これがわたしのありたい姿。
そのためには、自分が機嫌よく、家族や人のためになにかをできる状況にいたいのです。
コーチングと出会い、このロジックがほんとに腑に落ちている今日この頃です。
帯同してるんだから、私は旦那や家族のサポートをする!と思っていた時期もあったけど、
前回の帯同で気づいたことがありました。
それは、私、家庭だけで生きてるとしんどい、ということ。
だから今回は、教師以外の働き方を模索する、コーチングを深めることを念頭に置いた渡航でした。
そして、人生をかけてどうしてもやりたいことは、「子どもたちがいきいきと取り組む教育や、場の提供」。
そのために、焦らず、初心に戻りながら挑戦する自分。
これがどこにいてもありたい自分の姿。
まとめ
決めると、それ以外は捨てるとか、
周りが見えなくなるとか、
出来なかった自分に出会いたくないとか、
そんな気持ちになってたこともあった。
でも、「家族で楽しく過ごす」こと、「教育活動に携わること」は、もうすでに決めていたことだったら、
それに向かって、自分が機嫌よくいられる状況を作るのみ!