産院の待合室に置いてあった本が、「これ、一人目出産前に知りたかったことだー」という内容でした、
子どもの睡眠の話で、具体的なアドバイスもありつつ、これが正しい!とはあまり言ってなくて、思わず「うんうん」とうなずくところも多かったです。
- 作者: 清水悦子,神山潤
- 出版社/メーカー: かんき出版
- 発売日: 2011/11/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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読んで記憶に残ったこと
①赤ちゃんでも、朝と夜のメリハリをつけること
寝てばかりの赤ちゃんでも、朝の光を浴び、日中は賑やかに過ごし、夜は暗くして静かに過ごす。
赤ちゃん(子ども)が寝てるときは、いつでもなるだけ静かにって思っていたので、ちょっとびっくり。
就寝時間は7時を目指したい。
夜でも外が明るい部屋だったり、朝早起きな赤ちゃんだったりした場合には、遮光カーテンなどを使うこともよい。
寝る前30分のいちゃいちゃタイム。
②赤ちゃんでも、声をかけてお世話をすること
「おはよう!」とかもそうだし、「おっぱい飲もうねー」とか「ねんねしようねー」とか。あとは「大丈夫だよー」って言ってあげること。
③子どもは「ママが好き、子どもはママを困らせたいわけではない」ということ。
赤ちゃんは何かを伝えたくて泣いているだけ。不快だから泣いているわけじゃないかも。不安でたまらないだけかも。
お母さんとか、親を責めてるんじゃないってこと。
自分がつらかったこと
一人目出産直後、おっぱい出ないし、全然寝ないし、「なんでこんな大変なことを誰も教えてくれないの!?」ってすっごいイライラした。そして赤ちゃんにも「なんで泣くの!?なんで寝ないの!?」ってイライラしてた。
言葉で言ってくれないから対処法が分からなくて、つらかった、ように記憶している。
この『安眠ガイド』には試せるステップをそのとき試すことができたら、たぶんすごく安心できたと思う。
初産から5年経って、やっと、「寝る前のいちゃいちゃタイムって大事だな」と、自分で気づけた。結果オーライだけど、困っていたらもっと早く知りたいよね!?
本には、“改善する子は7割ぐらい”と書かれている。たぶんみんながみんな寝るようになるんじゃないけど、お母さんや親の心が楽になると思う。
読むことで赤ちゃん、子ども理解にも繋がる。
理解することが一番大切だと思う。
これからの子育て活かすこと
・もうすぐ3歳と5歳の娘でも、生活のリズムは意識したい。起きる時間には明るく、寝る時間にはゆったりと。寝る前のぎゅーする時間と絵本の時間。
・「大丈夫だよ」と声をかけること。
・一日の流れを口で伝えること。
・子どもに合わせた学習も取り入れたい。
・焦らず、子どもをよく観察するという視点を持つこと。(これ自分の課題)
まとめ
赤ちゃんの持って生まれた体内のリズムを知ることで、お母さんも赤ちゃんも安心できる環境(心理状態も)を作れるんだなと思いました。
初産の妊娠期は、仕事をしてたり、イメージつかなかったりで、こういう情報に出会うことが少ない気がします。より多くの人が子育てをより楽しめますように。
著者について
テレビ出演もなさっていたみたい。
kindle版もありました。