隣のしばふがあおく見えたら読むブログ

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3人の娘を育てる母です。シンガポール駐在を経て日本→パリと移動中。対話力をあげ、子どももわたしもわくわく過ごせるよう模索中。

お下がりって繋がり

セカンドユーズってどんなイメージですか?

 

 

うちの子たちはお下がりの服が多いです。

多くは、姪っ子からやってきます。

 

「あー、姪っ子が〇〇してた時に来てたなー」

「このシミにも歴史を感じるー」

「これはめっちゃ綺麗だから、あんまり気にいってなかったんだね」

 

こんな思い出と共にお下がっています。

 

シンガポール時代の時に、帰国する友達からおさがった服もあって、

友達からお譲りいただく服は、家族間のやり取りよりも、より綺麗なものが来るのですが(笑)、

服を見るたびに、その子のことを思い出します。

パリに来てからも、よく頂き物をしています。

おかげで洋服パンパン!笑

 

でもその度に、くれた子もお母さんも元気かなって考えてます。

 

譲るという時の話

服やおもちゃを譲るって、結構勇気がいる時もあると思います。

「これあげたら迷惑かな?」

「結構気に入ってたけど、大事に使ってくれるかな?」

 

いろいろ取捨選択あった中で、

うちに来たり、他の子のお家に行ってるんだろうなー

 

そこから感じる愛

そう思うと、

お下がりで、人との繋がりが見えてきます。

 

うちの家族構成や、なんなら好みまで考えてくれてやってきたものたち。

気にいるかわかんないけど、捨てるには忍びない。もしかしたら、必要かもしれないから出してみよう!なんて、

いろんな思いを載せた、服やおもちゃたちに

愛すら感じる。

 

気にかけてくれてありがたい。

 

 

もちろん、新品も、

「似合うかな?」「気にいるかな?」「これが好き」「このデザインが好きなんだ!」

いろんな思いも詰まってるし、子どもの選択の機会にもあるから、大好きなんだけど。

 

お下がりには、いつも会話をするときとはまた違った、関係を感じられるなーと思ってます。

 

いろんなご縁の繋ぎ方があるかもね。

 

まとめ

こんなことを考え始めたのは、2024/2/29にお下がり譲渡会を主催することを決めたからかも。

 

お下がり譲渡会の開催を決めてから、

それ関係のやりとりが増えました。

ものへの価値観って人それぞれだなと思って、

発信の仕方が面倒に感じることもなくもないですが、(出た陰キャw)

 

何か縁あって、うちに来てくれたものから、

その前に使っていた人との関係や、

なんなら作ってくれたメーカーや作り手さんにまで、

「丁寧に作ってくれてありがとー。センスよく作ってくれてありがとー。こだわってくれてありがとー」

と思える瞬間をもらえる。

 

こんまりさんのお片付けまでは程遠いですが、

 

私は、ものを通して、人との関係を感じられる。

私の孤独感を和らげてくれてありがとう。

 

譲渡会で残ったものは服は、フランスの服回収に持って行かせていただきます。

そのほかは、どこか日系幼稚園に押し付けたいな。w

それも何かのご縁に繋がってますように。