隣のしばふがあおく見えたら読むブログ

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3人の娘を育てる母です。シンガポール駐在を経て日本→パリと移動中。対話力をあげ、子どももわたしもわくわく過ごせるよう模索中。

出来ていることに目を向けた次

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習字を子どもたちに教える時間をとっています。

お手本が届くので、

書く場所を作ることとコツの指導を担当しています。

 

6月の課題、何人かは級上がるかなーと思っていたんだけど、全員上がらず、

これは何が課題なんだろうとうんうん悩んでいる今日この頃です。

 

気をつけていること

子どもたちの理想、ゴールを共有すること

ちょっと試してみたかったので、

今年の最初に、四年生には「どんな風になりたいか」を言葉にしてもらいました。

級を上げたい、という子が多かったので、

ひとまずのゴールはそこにおきました。

 

でも、やっぱりいっつもいっつも進級するわけじゃない。

そんなときは「何が出来たらいいのか教えてほしい!!」

こんな声も出ていました。

 

できていることを認めること

作品が返ってきたら、もう一回指導者としても振り返ってみよう。

そして、子どもたちとも振り返ろう。

こんなことが出来ているから一級なのかもね。

二級の人はこんなことが出来てるんだね。

じゃあ初段の人は何が出来てるんだろう!?

 

もっとこうしたいを自分で見つけること

これは、もしかしたら時間がかかるのかもしれない。

良いものをみて、

ここがいいな。まねしたいな。

美しいな。

お手本からよさを感じていくのもひとつ。

でもやっぱり、

自分はこんなことができるようになっている→だからここ(例えば終筆の処理)もできるようになりたい!

こんな感じの流れだと、

自分で学ぶことができるようになっていきやすいのかな

と今は思っている。

 

ゆるくて熱い場を目指す

その時間自体を楽しめたらもっといい。

書いてる自分が、字だけじやなく、

書いて時間の空気とか筆の運びとかを楽しめたら。

それには、自分で選択する余白だって必要だ。

 

書きたいから書く。

その丁寧さとか楽しんでいる感じとかは、

字で表れる。

 

その中で、技が習得できたら最高やん。

 

まとめ

お教室って、目的を一個に絞りがちなんだけど、

この空間を楽しめるよう、講師の立場の人がどれだけセッティングできるか、

なのかもしれないなー。