習字を子どもたちに教える時間をとっています。
お手本が届くので、
書く場所を作ることとコツの指導を担当しています。
6月の課題、何人かは級上がるかなーと思っていたんだけど、全員上がらず、
これは何が課題なんだろうとうんうん悩んでいる今日この頃です。
気をつけていること
子どもたちの理想、ゴールを共有すること
ちょっと試してみたかったので、
今年の最初に、四年生には「どんな風になりたいか」を言葉にしてもらいました。
級を上げたい、という子が多かったので、
ひとまずのゴールはそこにおきました。
でも、やっぱりいっつもいっつも進級するわけじゃない。
そんなときは「何が出来たらいいのか教えてほしい!!」
こんな声も出ていました。
できていることを認めること
作品が返ってきたら、もう一回指導者としても振り返ってみよう。
そして、子どもたちとも振り返ろう。
こんなことが出来ているから一級なのかもね。
二級の人はこんなことが出来てるんだね。
じゃあ初段の人は何が出来てるんだろう!?
もっとこうしたいを自分で見つけること
これは、もしかしたら時間がかかるのかもしれない。
良いものをみて、
ここがいいな。まねしたいな。
美しいな。
お手本からよさを感じていくのもひとつ。
でもやっぱり、
自分はこんなことができるようになっている→だからここ(例えば終筆の処理)もできるようになりたい!
こんな感じの流れだと、
自分で学ぶことができるようになっていきやすいのかな
と今は思っている。
ゆるくて熱い場を目指す
その時間自体を楽しめたらもっといい。
書いてる自分が、字だけじやなく、
書いて時間の空気とか筆の運びとかを楽しめたら。
それには、自分で選択する余白だって必要だ。
書きたいから書く。
その丁寧さとか楽しんでいる感じとかは、
字で表れる。
その中で、技が習得できたら最高やん。
まとめ
お教室って、目的を一個に絞りがちなんだけど、
この空間を楽しめるよう、講師の立場の人がどれだけセッティングできるか、
なのかもしれないなー。