隣のしばふがあおく見えたら読むブログ

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3人の娘を育てる母です。シンガポール駐在を経て日本→パリと移動中。対話力をあげ、子どももわたしもわくわく過ごせるよう模索中。

育休を楽しむ 読書録『みらいの教育』

ながーい育休中にずっと考えていたことがあります。それは、

『わたしの働き方って前のままでいいのかな?

前のままでは生活が成り立たないと思う』

ということ。

 

そこで考えたのが、自分のスキルを伸ばすこと。実力があれば、同じ学校現場でも働き方を選ぶことができるのではないか。

もうひとつが、学校現場ではない場所で働くということ。

今はまだ結論が出ない。

 

この本から、学校現場でもなにかを変えれば教師を楽しむことができるかも!?と思えました。

 

みらいの教育―学校現場をブラックからワクワクへ変える (ワクワク対話シリーズ)

みらいの教育―学校現場をブラックからワクワクへ変える (ワクワク対話シリーズ)

 

 

印象的な部分

社会や教育を変えるには、「不安」ベースと「ワクワク」ベースの大きく二つがあると思っています。(中略)

これから、公教育の構造転換が確実に起こります。これもまた「ワクワク感」がなければ決してうまくいきません。

p47-49

 

「人格の完成」を目指すとは、何も崇高で理想的な人間を育てるといった、「特殊」な聖職者的営為を意味しない。それはひと言で言って、〈自由〉な市民を育てるといったことにほかならず、それ以上でもそれ以下でもない。(略)

p60

 

1.市民社会の土台としての公教育

 

3.〈自由の相互承認〉の原理

 

この「普遍的利益」を、教師は、すべての子どもたちに〈自由の相互承認〉の感度を育むことを土台に、〈自由〉に生きられるための力を育むことを通して、達成しようとするのである。

p76

 

部活で笑って、家で妻と泣いていた。(中略)

「教師冥利に尽きる」というその魔力が「献身的教師」を理想化し強化する。

p98

 

おわりにー「時間主権」の確立と「生活時間」の回復を

 

これから自分ができること

 余裕があるって大事ですよね。

p54

まずは、自分がしたいことに正直になれるようなマインドづくり。「せねばならない」に陥りやすい職業だからこそ、その事はいったんわきに置いといて。

自分がどんな気持ちか、どうしたいか。

したいことができるような気持ちを作ること!

 

学校現場をすぐに変えたいというよりも、自分が何を大事にするか、それを意識したいなと思った。

「ワクワク感」って素敵な言葉!

 

まとめ

 仕事で悩んだり、家事がうまく進まない。

それを打破するのは、まずは自分のワクワクだと、再確認できました。

 

 

 

 

みらいの教育―学校現場をブラックからワクワクへ変える (ワクワク対話シリーズ)

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